実は使いやすいランディングネットはコレ!

FUJIYAMA

2013年02月21日 17:07


GRAIN(グレイン) ラバーコーティングネット

フライフィッシングでは特徴的とも言える道具がこのランディングネット。ベストの背中に吊るしている姿でおなじみのことと思います。

まあ、このランディングネットはピンキリありまして、高価な物だと数万円、廉価な物だとこの商品のように数千円という幅があります。

この価格差、実質的に何が違うのかと言えば、使われている材料の質と仕上がりの良さにかなり差があります。高い物はそれこそ工芸品のような仕上がりです。

しかし

「魚をランディングする」という本来の目的に関しては価格差は関係ありません。全く関係ないです。

それはまあ、釣れた魚を写真に撮るとき、ランディングネットが高級な方が見栄えがイイかも知れません。でも釣りそのものには完全に関係ありません。

むしろ、高級な品物だと傷つかないように気を付けたりということに余計な神経を使う可能性あり。実際のところ、ヤブコキしなければいけない場面ではどうしてもネットが木の枝にひっかかって落下したりということは起こります。実戦投入すれば必ず傷がつきますよ。こんなことを気にする方にはあまり高級なネットはお勧めではありません。

さて、僕がランディングネットを各種使ってみて思うことは、枠の部分の仕上がりでなくネット部そのものの素材による使用感の違いが大きいことです。

そこで僕が最も合理的で良いと思うのは、このグレインのランディングネットに採用されている「ラバーコーティングネット」です。

高級品のランディングネットでは、ほとんどがクレモナ糸の編み込みネットを使っています。これは素材として昔から使われていますが、水がしみ込む、他の物に比べてしみ込んだ水の撥水性が悪い。そしてバーブレスでないフックだと、それがネットの繊維に刺さったときにはなかなか外せないということがあります。その上、真冬で氷点下では濡れたネットがまんま凍結するという事態にもなります。網の目が大きい物は魚のヒレを傷つける。クレモナの繊維が魚のヌメリを取ってしまう。などなど、はっきり言って写真写り以外に良い点はありません。

一方、僕がお勧めするラバーコーティングネットは、軽い、水はけが良い、乾きやすい、すなわち氷点下近くでも凍りにくい、網目が適度に細かく魚のヒレを傷つけにくい。ヌメリを取る率はクレモナよりも少ない。フックが刺さりにくい。刺さっても抜きやすい。はっきり言って良いことづくめです。

そして、ラバーコーティングネットは、ラバーオンリーの物よりも軽くしなやか。

安くて良いランディングネットをお探しなら、このグレインのラバーコーティングネットは非常にお勧めです。





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